【21Questions】世界中を駆け回るファッションフォトグラファー、Eva Losada

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ファッション、アート、音楽、、
華やかで、人々を魅了する様々なカルチャーを愛し、それを仕事とする人々。
そんな現場を知るリアルな人たちに21の質問をぶつけた企画【21Questions】。

今回は、ファッションフォトグラファー、Eva Losadaさんへ聞いた21の質問をご紹介。
世界中のストリートスタイルを始め、Yohji Yamamotoの舞台裏でも活躍する彼女の素顔とは意外なものだった。

Q 1.お名前を教えてください。
 

A、本名はEva Losadaだけど、50年代の映画のタイトル【Eva Al Desnudo】から取ったニックネームの方が知られているわね。

Q 2.何歳ですか?
 

A、32歳よ。

Q 3.出身はどこですか?
 

A、サモラというスペインにある小さな町出身よ。
今は、ロンドンに6年間住んでいるわ。

Q 4.普段は何をしていますか?
 

A、ファッションフォトグラファーをしているわ。
1年間の半年は世界中のファッションウィークを回って、残りの半年はルックブック、編集、その他のプロジェクトに時間を費やしているの。

Q 5.なぜフォトグラファーの道へ?
 

A、私はずっとファッションと写真が好きだったの。
父がアマチュアの写真家だったからか、私がとても幼い頃から首からカメラをぶら下げていたわ。
プロのフォトグラファーとして生計を立てていくと決めたのは、ロンドンに住み始めたのがきっかけ。

Q 6.写真を通してどのような表現方法をしていますか?
 

A、私は、全てのことに対して特別な目線で見ていて、極端なことや不完全なことが大好き。
例えば、大きな耳だったり、目や顔が非対称だったり、その人だけの物語を持っている人が好きで、
完璧な美しさはあまり好きではないわ。

Q 7.普段はどういった写真を撮っていますか?
 

A、普段は、バックステージ、ストリートスタイル、ルックブック、エディトリアルなどが多い。
どんな仕事でも楽しい!

Q 8.どういった人や事から影響を受けますか?
 

A、ファッションでは、いつも【Yohji Yamamoto】【Rei Kawakubo】【Margiela】から影響を受けているわ。
フォトグラファーでは、【Nick Knight】の作品が常に私に刺激を与えてくれる。

Q 9.カメラへのこだわりは何ですか?
 

A、バックステージで面白い低画質な写真を撮るために、いつもは使い捨てカメラを持ち歩いているけど、他の仕事では「Canon 1dx Mark II」が通常使っているカメラよ。

Q 10.ストリートスタイルについての質問ですが、ストリートでどういったファッショニスタたちに目が止まりますか?
 

A、通常は、商業的なスタイルからガーリーなスタイルまで幅広い目線でリサーチするわ。
私は何か極端なものが好きで、異なったアイテムを組み合わせていても、彼らの身につける服自体の本質も維持している人たちはいいと思う。
これは日本を愛する理由の一つでもあるのよ。
なので、スポーツウェアスタイルやアバンギャルドなスタイルなどを良く撮っているわ。

Q 11.そういった場面で、スナップを撮る際にどういったコミュニケーションを取っていますか?
 

A、場合によるけど、ファッションウィークの時は私たちフォトグラファーは、あちこちにいるファッショニスタたちを撮るのに走り回っているから、きちんとコミュニケーションを取ることは中々難しい。
私は、少しシャイな部分もあって、その人が気づいていない時に自然な角度で撮ることが好きかな。
その方がナテュラルに見えるし。
時々、ステキな背景を見つけて被写体との構造を頭の中でイメージできた時は、彼らにそこに来てもらって撮影することもあるわ。
その方がファッショニスタたちとの交流率も高くなる。

Q 12.ポートレートの美しさとは何でしょうか?
 

A、被写体の顔の中にある、他とは違う特別なもの、型にはまらない美しさを見るわ。
上の答えで軽くふれたことだけど、大きな耳や目が離れていたり、通常よりずっと三角形な輪郭を持った人など、自分たちだけにある魅力を持った人が大好きなの。
私は、写真の中で笑顔を作らない、強いポートレートが好き。

Q 13.一番初めに撮ったファッションは覚えていますか?
 

A、もちろん。
最初の撮影はルックブックだった。
すべてが完璧だったわ。
ロケーションは、イングランドの南東部にある砂漠地帯だった。
壊れた古い家屋やボートがある劇的な場所で、直感的に言うと竜巻が数年前に通り過ぎたって感じね。(写真もすべてが劇的だったわ。)
その頃は、私はまだ専門的な経験は持っていなかったけど、モデルも完璧だったし、私も楽しめたし、結果的にはとても良かった。

Q 14.フォトグラファーのNick Knightさんに影響を受けるEvaさんですが、彼や作品の魅力とは?
 

A、Nick Knightのようなフォトグラファーは他にいないと思うわ。
彼の美のセンス、色使い、撮影の雰囲気など本当に魅力的。
彼の作品からはたくさんのドラマを見ることができるし、常に技術の最先端を行っていると思う。
もちろん、他にも【Tim Walker】【Irvin Penn】【Paolo Roversi】などのフォトグラファーも好きよ。

Q 15.Evaさんにとっての「写真」とは?
 

A、私にとっての全て。
本当に写真というものを愛しているわ。
なぜなら、写真は1つのその瞬間を捕まえているから。
レンズを通して見えるその1秒で、その瞬間のストーリーを伝えているわ。
そういった影響力を持っていると思う。
ビデオは全体的な物語を伝えることができるけど、写真はその一瞬のチャンスで特別な瞬間を納めることができる。

Q 16.仕事上、日々たくさんの出会いがあると思いますが、コミュニケーションを取る上で大切にしていることはありますか?
 

A、仕事をしていると色んな面白い人たちに出会う機会がある。
私はとても恥ずかしがり屋なので、自分の壁を壊せるように努力しているわ…
でもチャンスは一度しかないから、いつもナイスで鋭敏でいることが大切だと思う。
私の場合、内気なのに外見は強めだから(大抵は、黒を基調にした服にダークな強めのメイク)、たまに近づきにくい印象を与えるけど実際はそんなことないのよね。

Q 17.日本がとても好きなEvaさんですが、初めて日本へ来た時の印象はいかがでしたか?
 

A、私はいつも影響力があって、際立った文化を持つ愛していたわ。
私にいつも刺激を与えてくれる、今もなお活躍する「山本耀司」と「川久保玲」は西洋のファッションの常識を変えた。
彼らが残したキャリアはずっとファッション界に影響を与えていく。

東京には3回行ったことがあって、6ヶ月に一度行けるようにしたい。
この国は唯一、私にとって家と感じる場所でもあり、とてもいい友人たちもできたから、毎回帰国する時はとても悲しい気持ちになるわ。
生きている間に日本に住みたいとも思うし、日本の人々は世界で最も素晴らしいし、可愛い。
そして常に隠された強いサブカルチャーを支え、愛していると思うわ。

Q 18.日本でお気に入りの場所はありますか?
 

A、いつも東京へ行く時は、主に原宿と渋谷にいるわ。
多分、仕事で銀座や新宿に訪れたこともあるわね。

友だちがいつも私を色々な場所へ連れて行って行くれ、渋谷周辺に隠れたアートパフォーマンスを見れるところがいくつかあって、すごく好き。
日本食もすごく好きで、前回はフグと亀の肝臓も初めて食べて見たわ。
ショップでいうと、お気に入りの一つの【GR8】。
オーナー「久保光博」は私の友人の一人でもあるのよ。
彼はいつも最高の服装をしていて、面白い人でもあり、一緒に出かけるのもすごく楽しい。
ビンテージショップもとても好きで、品質もとてもいいし、リーズナブルな値段で買える。
あとは、いつも東京にある古い場所にも訪れたいし、東京以外の他の場所も観光してみたいけど、
日本に来るときは、最初から最後まで仕事で目一杯でなかなか計画できないでいるわ。

Q 19.SNSなどで注目している人はいますか?
 

A、インフルエンサー達より、新しいデザイナーやスタイリスト、ミュージシャン、素晴らしいスタイルを持っている人たちをランダムに探しているわ。

Q 20.新しいプロジェクトや今後のニュースはありますか?
 

A、今はいくつかエディトリアルの作業と、来月に向けて友人でありデザイナーとの新しいプロジェクトに取り組んでいるわ。
あとは、6月にはまたファッションウィークが始まる。
10月には、東京にまだ戻れるわ!

Q 21.最後に、Evaさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。
 

A、私自身もそうだけど、他人のためではなく、自分のために、その人らしくいる人たちを応援していきたい。

瞬く間に過ぎていくチャンスと一瞬。
レンズを通して、その瞬間に勝負を賭けるフォトグラファーとしては、ファッションウィークでは特に彼女の中に潜む素早い動作力や観察力、そして瞬時にイメージして、それを型に収める力を最大限に活用する。
Evaさんの撮る写真には彼女のシャイな部分も見え隠れするが、それを強みに変え決まりきったポーズや表情でないパーソナリティーな部分を見ることができるオリジナルな瞬間だ。

EvaさんのInstagram:eva.al.desnudo
ホームページ:http://www.evaaldesnudo.com

 

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