【21Questions】日本に恋したロシア出身アーティスト、Alice

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今回は、アーティスト、Aliceさんへ聞いた21の質問をご紹介。

 

母の影響で日本に一目惚れした一人のアーティスト。モデル、ヨガ講師など彼女のジャンルに問われない幅広いライフスタイルに迫る。

 

Q 1.お名前を教えてください。

 

A、Alisa Korotaeva(アリサ・コロタワ)です。みんなには、Alice(アリス)と呼ばれています。

 

Q 2.出身はどこですか?

 

A、 日本に非常に近いロシア極東地域の出身です。

 

Q 3.何歳ですか?

 

A、私の心は、いつも14歳。

 

Q 4.普段は何をしていますか?

 

A、主に、モデルをしています。ロシアにいる時は、ショートムービーで女優もしていました。今はデザインして刺繍もしたり、自分のリサイクルプロジェクトの一環として【Reanimator】というusedの服を取り扱っています。将来的には、自分の服をデザインして作りたいです。時間がある時にヨガのレッスンをしていて、もう一つの夢は将来ヨガの学校を作ることです。

 

 

刺繍作品の一つ

 

 

Q 5.日本での主な活動範囲は、モデルなのですね。きっかけは何でしたか?

 

A、偶然な出来事からモデルとしても活躍し始めました。以前に中国を旅していた時にモデル事務所が存在することを知りました。その時、インドへ旅行しに行く計画を立てている最中だったのですが、モデルの仕事をしていれば将来の自分の冒険の資金繰りに役立つと思ったのです。インドの旅は感動的でしたね。その後、タイに1年間移住しました。そこでヨガ教師だけでなくモデルとしても働いてみました。

 

後に日本へ行った時にモデル事務所にスカウトされて、日本でのキャリアがスタートしましたね。初めて日本へ旅行へ行った時、この国に一目惚れしてしまいました。

 

 

GISELe(ジゼル)2017年05月号

 

 

Q 6.初めてのモデルとしての仕事を覚えていますか?

 

A、はい、確かに覚えています。その時はとても大切な顧客のための撮影のために呼ばれたけど、全く経験のない私にとってあの時は大きなストレスでしたね。最終的にはうまく行ったのですが。撮影時には、リラックスするのと自分自身が快適で、そしてその時のムードを感じることだと思いました。

 

Q 7.普段、たくさんの写真を撮られていますよね。モデルとして逆に自分自身が被写体になる時どのように感じますか?

 

A、自然体でいることです。この仕事は「アート」のようなもの。私はモデルとして美しいものを創造し、人々を惹きつけるツール。

 

Q 8.自分自身を使って表現していくお仕事ですが、その点でAliceさんの表現方法を教えてください。

 

A、それは、撮影のムードに左右されますね。撮影前にフォトグラファー、スタイリスト、デザイナーたちと話し合います。それから今日はどのような表現をするか決めます。私にとってモデルとして表現することは、映画や劇場でのパフォーマンスのようなものです。

 

Q 9.遡ってしまいますが、日本はどのように知りましたか?

 

A、私の母が日本について、美しい話を沢山してくれました。彼女は若い頃、大型船の上で働いていました。たまに日本へ行くこともあって、この国が大好きだと言っていました。それで、私も自分のこの目で実際に日本を見てみたいと夢見ていたのです。

 

 

「Not so crowded」

 

 

Q 10.初めての日本への旅行では、大阪でしたね。初めての日本の印象はいかがでしたか?

 

A、文字通り、一目惚れでした!大阪には4ヶ月間滞在して、その後、どうしたら日本へ永遠に居られるのか調べました。(笑)

 

Q 11.自分の国のように思っていただきとても光栄に思います。実際に長期で滞在もしてみて、日本の魅力とは何でしょうか?

 

A、物事の組み合わせですね。第一に、自分の母国では私の家族から大切にされていて、いつも守られていて、安心できる環境があります。この外国の土地に、誰一人私の家族がいなくても安心して一人でいられるということが面白いです。

 

日本の人々も文化もとても好きです。どこへ行っても尊敬という心があります。道や公共交通機関、コンビニなども充実していて、生きて行くのに本当に便利な国だと思います。男の子たちも優しいし、あとは食べ物も大好きです!

 

 

「Sakura pola」

 

 

Q 12.お気に入りの場所はありますか?

 

A、スケジュールに寄りますが、たくさんありますよ!公園もそうだし、農業市場もそうだし、定期的に映画館も行きます。フィルムカメラを持って、日本の街を好き勝手に回ることも大好きです。

 

Q 13.どういった写真を撮りますか?

 

A、ほとんどがストリート写真ですね。頻繁にモデルやクルーの仲間のポートレートも撮ります。もしハイキングをするなら、もちろん自然の写真を。

 

 

「Ginger」

 

 

Q 14.ちなみに、写真を始めたのはいつ頃ですか?

 

A、始めたのは、ずっと昔の私がまだ学生だった時だと思います。その時は【Kodak】の「point-and-shoot」カメラを使っていたけど壊れて、あまり動かなかったんです。その後、セミプロ用の【Canon】のデジタルカメラに替えました。いつも写真編集に追われていたけど、フィルムカメラ(その時はZenitを使っていました)を試した時、カメラは完全にアナログにしようと思いました。

 

Q 15.今はどういったカメラを使っていますか?

 

A、今はかなりのコレクションを持っています。【Zenit】は友人から借りました。私の最初にフィルムカメラは【Leica CL】でしたね。このカメラは頻繁に使用しています。

 

35mmでは、【Bessa L equipped】を【Voigtlander】の15mmレンズで使用しています。【Contax G1】は、45mmと28mm、それから【Canon A1】に【Smena Symbol】。120mmでは、【Kiev 60】、【Hasselblad 500CM】は3つのレンズで使い分けています。あと、【ポラロイドカメラ SLR680】も持っています。

 

Q 16.そんなAliceさんの写真の背景にあるメッセージとは?

 

A、ポートレートでは、その人の「美しさ」と「内面の平和」を伝えています。私は、いつも撮影する前に、少しでも被写体となる人たちのことを知れるようにその人たちとじっくり話す時間を作ります。その後、その人のポートレートを作るという自信を作り上げるのです。ストリート写真では、日常にある小さなことに気づかせたり、ストーリー性を伝えるためにライン、ディテール、影や光の後ろに行きます。

 

 

「Vinyl shop」

 

 

Q 17.将来的には、個展も予定していますか?

 

A、それも夢の一つですね。すでにいくつかのテーマを組み合わせたアルバムを作りました。将来的な写真集や個展のために、自分のe-zineにも初めて公開しました。個展を開くには、出展社や展示スペースのリサーチなどあって、とても時間がかかります。今はそのための時間が不十分ですね。

 

Q 18.Aliceさんにとっての日本とは?

 

A、楽しさ、平和、歓楽、安全、冒険そして満足感。

 

Q 19.Aliceさんの好きな言葉でもある、「Ichi-go Ichi-e(一期一会)とは?

 

A、この諺は、私に強い共感を与えます。何年もの間、私は自分の世界観を定義する短くても狡猾なフレーズを探していました。時間はあっという間に経ってしまうし、周りの環境は変化し続けることを見のあたりにしてきました。全てが通り過ぎていく。

 

だから私にとって、人生の中で出会った人々や出来事の数々を宝物にしていく上でとてもこの言葉な大切なのです。毎日の飲む一杯のコーヒーやウォーキング、木々の日差しや雨の日だって、楽しむようにしています。もちろん、他の誰かと過ごす時は、気遣いや存在感をなくさないように努力しています。

 

Q 20.今後、どういった挑戦をしていきたいですか?

 

A、そうですね、主なチャレンジとしては自分が持っているモットーを守ることです。(笑)悲しかったり、怒っている時には何も撮影したくなくなります。でも目標やチャレンジは、自分のヨガ教室のために公共スペースを設立することだったり、健康的な食事を摂ることだったり、服をデザインすることだったりと自分自身の創造で成長します。

 

 

 

 

Q 21.最後に、Aliceさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。

 

A、私は常にお互いに尊敬の心を忘れません。特に私たちが生きるこの惑星を尊重します。自己愛そして自己成長という言葉を残して。

 

 

無邪気で子供心を忘れない一面を大切にしているAliceさん。日常の中で小さな出来事も新鮮に思えることは人間が生きる上で必要不可欠なことなのかもしれない。そういった素朴な瞬間を感じ取ることはどんなに幸せなことか改めて考えさせる。

 

AliceさんのInstagram @alice_korotaeva

 

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