【21Questions】ヴィンテージファッション研究家、パリジェンヌのFrancesca(フランチェスカ)

Q1:あなたの名前を教えて!

Francesca

Q2:普段なにをしている?

パリのファッション専門学校Marangoni(マランゴーニ)にて一年生と三年生にファッションデザイン、スタイリング、マーケティングについて教えているわ。

Q3:ミラノのデザイン学校IEDでヴィンテージ専門コースをスタートしましたね。

元々パリのMarangoniで教えていたのだけど、ミラノに新しいコースとしてスタートさせたわ。ヴィンテージファッションとテキスタイルの分野でコンセプトと実態を展開し、トレンドの予測とリサーチについてプロの教育をしているわ。

http://www.ied.it/milano/scuola-moda/corsi-specializzazione/vintage-system–stili-e-tendenze/MCA2940I
※イタリア語必須コース

Q4:なぜ教える側へ?

デザイン学校IEDの元教官に学校のスタッフ及び教官になるように勧められたのがきっかけね。

Q5:パリとミラノを行き来していますが、二つの街の違いはありますか?

パリはリサーチをするにおいて、様々な色や面白味がある場所ね。コントラストと魅力的なアイデンティティーで溢れかえっているわ。ミラノはずっと住んでいた街だから、わたしにとっては「家」のような場所。たまにすごくこの街に帰りたい時があるけど、住むことはないわね。

Q6:【Rummageroom】というヴィンテージのオンラインショップサイトを持っていますね。サイトの作り方がとても印象的です。

タイトル通り、「部屋」。というのも、その人物の物語やその時のその人の世界が各部屋で物語になっているわ。ポートレートのようなもの。

Q7:具体的に「Rummage」とはどういう意味?

「Rummage」とは「探し回る」、「掘り起こす」という意味。1、山のような物たちの中から宝物を見つけるということ。2、そこから見つけ出した物自身や掘り出したコンテキストの中からインスピレーションを得たりすること。3、そしてすぐにそこにある物語を語り、選ぶこと。

Q8:なぜファッションの世界へ?

「何かをわたしが伝えたい」という思いからね。

Q9:「ヴィンテージ」とは?

ヴィンテージは過去だけど、その中から未来を知ることができる。そして多くのヴィンテージの服がまだ着たことがないものだったり、誰かの所有物だったり、魅力的なアイデンティティーを持っていてるわ。一つ一つに着ていた人の実態、ボリューム、色、折り目などがあるのよ。

Q10:「トレンド」とは?

トレンドとは、その時の社会的、政治的、芸術的に起きたことの「翻訳」だと思う。

Q11:あなたのファッションスタイルについて教えて!

自分自身では分からないの。たぶんボーイッシュな服たちと女性らしいアクセサリーでコントラストを作ることね。

Q12:好きなスタイルはある?

トップにボリュームがある洋服、60年代や70年代のプリント、ごわごわした生地やジーンズ生地は大好き。

Q13:あなたの人生で大切なことは?

物語を語ること。

Q14:心がけていることは?

「ある人にとっての肉が別の人にとっては毒である。」

Q15:お気に入りのブランドは?

お気に入りのブランドはないわね。ヴィンテージこそステキなものはないでしょう。

Q16:好きな香水は?

香水は気分を変えるものね。今はDiptiqueを使っているわ。

Q17 :好きな音楽は?

音楽なしでは生きていけないけど、わたしは自分がいる時もいない時も一日中ラジオをつけっぱなしにするわ。

Q18:お気に入りの本はある?

Giorgio Scerbanencoの「i Cento delitti」はまた読み直したいわ。

Q19:好きな映画は?

見つけてとてもお気に入りなのが、Claude Sautetの「夕なぎ(César et Rosalie)」。自分自身を見ているみたいでとても共感できるの。

Q20:あなたは何コレクター?

古い写真。

Q21:最後に、ファッションを通してなにを伝えたい?

いつも働いたり、人と関わっているうちに新しい自分を見つけられるし、他人からいろんなことを教わる。ということ。

生まれ持った感性とヴィンテージファッション研究家として、発掘発信していく彼女。
お洒落で質素なパリでの暮らしもとてもステキ。

FrancescaのInstagram:rummageroom
Rummageroom:http://www.rummageroom.it

 

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