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クリエーター達にとってのミューズ的存在、Emilia Lunneyとは

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今回は、ファッションデザイナー&モデル、Emilia Lunneyさんへ聞いた21の質問を紹介。

表現に関して毒々しくも美しい感情を持った一人のロンドンガール。そのアーティスティックで個性的なルックスからファッションデザイナーやアーティストにとってミューズ的な存在を誇っている。そんな彼女の自由奔放な世界観に迫る。

 

Q1.お名前を教えてください。

 

A、Emilia Lunney(エミリア・ルニー)またはEmilia Tapioca(エミリア・タピオカ)です。

 

Q2.何歳ですか?

 

A、19歳です。

 

Q3.出身はどこですか?

 

A、ロンドン出身です。

 

Q4.普段は何をしていますか?

 

A、現在は、大学でアンダーウェアのデザインを学んでいますが、フリーランスでモデルやイラストレーターもしています。デザイナーやアーティストたちにとってのミューズ的存在でもあります。

 

Q5.ファッションに興味を持ち始めたのはいつ頃ですか?

 

A、ファッションに興味を持ったのは、割と遅かったですね。母は80年代ファッションデザイナーをしていて、弟は縫製を勉強していたりと、幼い頃からファッションには接していたのですが、私は最初は反抗心で「反ファッション派」でしたね。

だけど、私はいつも何か物語を語っていることにとても興味を持っていたので、ある日ファッションやアートの写真集に目を向けて、どんなに服というものが便利なものなのか発見したのです。

ファッションとは、人々に何かを感じさせるのにとても美しく素晴らしいツールだと思います。

 

Q6.元々、反ファッション派だったEmiliaさんですが、今ここまでファッショナブルな存在ということは幼少期の頃から何か特別な感覚があったのかもしれないですね。

 

A、私がやっと自分の足で歩き始めた頃から、もうすでに独立心を持っていましたね。たくさんのことを勉強して吸収して、自分に自信がありました。いつも外で遊ぶことが大好きで、幼い頃はほとんどの時間を森や庭で過ごし、そこでオモチャを使ってストーリーを作ったりしていました。

身につけていた服はすぐにボロボロになってしまって、私はトムボーイそのものでしたね。(笑)学校では、友達を笑わせるのが大好きでした。

 

 

 

Q7.ファッションスクールでの日々について教えてください。

 

A、骨が折れる思いです!私が選んだコースは期待していたものと少し違っているし、時間が限られているので私のコンセプトやデザインをクリエイティブに表現することが結構難しいですね。技術的な面はとても良いのですが、アンダーウェアがこんなにもファッションとかけ離れているものとは思っていませんでした。

それでも、たくさんの素晴らしい人々たちとの出会いやウィメンズウェアでのインターシップでとても経験ができたりしたので、これからもデザイナーとして自分自身を見つけることを止める日はないと思いますね。大学が私が創り出すものを嫌っていても、自分の作品にとても満足しているので気にしません。

 

Q8.ちなみにロンドンでの生活について、少しお聞かせください。

 

A、ロンドンは、とてもユニークな都市だと思いますね。私はロンドン北部にある自分のアパートと郊外にある母の家を行き来して過ごしているので、一つの街でも色々な面を見れることはとても良いことです。

ロンドンの北部は、通りには感動的なアートやファッションなど何かに出くわすことのない日はないので、私の一番お気に入りの場所です。最も才能のあるアーティスト、デザイナー、ミュージシャンたちで溢れている本当に活気のある街だと思います。他では見つけることのできない個性がロンドンにはありますね。

 

Q9.Emiliaさん自身も、日々ミューズ的な存在として人々に影響を与えていますが、自分自身が常に最も影響を受けていることは何ですか?

 

A、何よりも、毎日私の周りにいる友人たちやアーティストやクリエイターたちに影響を受けますね。あとは、自然、郷愁、そして荒々しい日々の中から錯覚を見出したり。未来を築きあげるために過去を振り返ることは全く怖いことではないです。私は、20世紀後半のイギリスやヨーロッパのサブカルチャーやハイファッション、つまり、MargielaやGalliano、McQueenやA.F. Vandevorst、それからアントワープの6人(Antwerp Six)に影響を受けました。イギリス自体が私自身に大きな影響を与えていると思いますね。他にも田舎や不気味な歴史、無秩序で逆説的な伝統などが大好きなのですし、脱構築主義、表現主義、死にもとても影響を受けます。

それから、「There’s more than one way to skin a cat(猫の皮を剥ぐ方法は一つだけじゃない)」つまり、「ものごとを達成するにはいろいろなやり方がある」という諺があるように、私はこの哲学に沿って生きていると思います。この惑星には、何十億人もの人間が存在しますが、なぜ同じように見えるべきなのでしょうか。なぜ同じようなシャツを着て同じ生き方をしないといけないのか。こういったことから、私は多様性の概念にとても惹かれますね。

 

Q10.そういった中で、Emiliaさんが創り出す作品の背景にはどういったメッセージが込められていますか?

 

A、特に具体的なメッセージを持っていると言う訳ではありませんが、異なる視点、芸術、衣類、政治、お皿を洗うと言うシンプルなことでさえ、人々に何かインスピレーションを与えたいと思っています。私は自分の作品を通して、人々に自分は自分だと言うこと、他の人と違うことを恐れないと言う気持ちを吹き込みたいです。

 

 

 

Q11.そういった個性を活かして、モデルとしてもご活躍だそうですが、始めたきっかけは何でしたか?

 

A、何がきっかけで始めたか全然覚えてないのですが、他の人のアートプロジェクトでモデルをしていました。そういった作品をInstagram上で見た人たちから連絡が来るようになったという感じです。

 

Q12.被写体として様々な方からお声がかかると思いますが、自分自身の個性的な部分とは何だと思いますか?

 

A、アンダーグラウンド的、サブカルチャー的な関連が多いですね。あるいは、アバンギャルドや過激なルックスを好む人たちからとか。

 

Q13.カメラの前ではどういった表現に気をつけていますか?

 

A、私は顔の表情だけでなく、身体の動きにもとても気をつけています。美しい姿を作るために、より変わったポーズや動きをするようにしていますね。美しさに焦点を当てるというより芸術的な視点でイメージをしています。自分が実験台ということにとても誇りを感じます。

 

Q14.Emiliaさんにとって「表現すること」とは何でしょうか?

 

A、私にとって表現することとは、自分の感情や気分を創造することです。例えば、一枚の写真があってそれに興味を持っている人でも何通りもの見方ができます。

なので、表現の中には自分自身の何かを引き起こしてして納得させる画でなければいけないのです。誠実さというものがとても必要だと思います。

 

Q15.今まで特に印象に残った作品はありますか?

 

A、どの作品も印象に残っています。まだリリースされていないので発表はできないのですが、私はファッション映画がとても好きで、その中でいくつかコラボをさせてもらいました。

楽しみにしていてくださいね!

 

Q16.「Emilia Lunney」を創り上げている要素とは何でしょうか?

 

A、ダークなユーモア、虚無主義、独立性と飽くなき好奇心

 

 

 

Q17.Emiliaさんのファッションスタイルについて教えてください。

 

A、私のスタイルは、80年代のハードコア、ゴス、ガバ、パンク、スキンヘッドスタイととても独特なんですね。

上の質問で答えたデザイナーたちや私が尊敬するデザイナーでもあるMichele Lamy(ミシェル・ラミー)のスタイルに影響を受けています。なので、テクスチャーやバランスに特化して色々なスタイルを試してみたいですし、他の人たちが普段捉えがたいアイテムなどにも挑戦してしています。

 

Q18.忙しい日々をお過ごしかと思いますが、オフの日はどうしていますか?

 

A、私は全てにおいて何かを学ぶことが大好きです。もちろん、普通に友人たちと過ごすだけも大好きですよ。

なぜなら、彼らは私の人生において、正の力を与えてくれる人たちばかりなのです。新しい人に会うことも大好きです。週末にレイブでパーティーすることができるなら、もちろん一緒に踊りたいですね。

 

Q19.Emiliaさんにとっての「ファッション」とは?

 

A、業界としてのファッションは、完全に終わっていると思いますね。誰ももう何かを試そうとしないし、誰もが同じような見方しかしない。

今は、ショップに入って誰もあなたの服について何も言わないような既製服を買うのはとても簡単です。リアルなファッションとは、物語を語ること。スタイルや感情をで表に出し、遊ぶこと。アイデンティティーを表現する芸術的なものなのです。

 

Q20.今後の目標について教えてください。

 

A、まずは、2018年に繋げることです。自分のデザインした作品やモデル業をより洗練して、もっと追求していきたいです。

 

Q21.最後に、Emiliaさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。

 

A、私が最も全ての人に送りたいメッセージは、今目の前にある全てのことに疑問を抱いて、自分の行動の一つ一つを分析し、なぜ自分が今これをするのかと常に自分自身に尋ねることはとても大切です。人々に不思議なことにもチャレンジして欲しいことは、次に服を着る際に自分の服を逆さまに置いて見てみてほしいですね。そういったことでどんなに世界が違うか。

 

誰かをコピーした表面的な美しさだけでなく、完全に一つ一つ自らが摘んできた要素を自分の中に取り込んでいる美を持った人物。無限のインスピレーション源を持った彼女が作り出したルックスには、言わずともその奥深さを物語っている。最高のミューズ的存在である。

 

 

 

EmiliaさんのInstagram @emiliatapioca

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