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UKカルチャーをミックスさせたデザイナー、細部詩音に聞いたファッションとは

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今回は、ファッションデザイナー、細部詩音さんへ聞いた21の質問を紹介。

服のデザインはもちろんのこと、キャスティング、スタイリング、撮影と全てを一人で何役とこなす。その背景に隠された無限のインスピレーション源とはどんなものなのか。20歳の細部詩音の素顔へ迫る。

 

Q 1.お名前を教えて下さい。

 

A、細部 詩音

 

Q 2.何歳ですか?

 

A、20歳

 

Q 3.普段は何をしていますか?

 

A、主に環境について学んでいます。

 

 

 

 

Q 4.元々ファッションに出会ったきっかけは何でしたか?

 

A、中学生の頃イギリスのモッズやブリットポップ、ハードコア等の音楽カルチャーに出会ったこと。

 

Q 5.東京を拠点にしようと思ったのは、大学のこともありますが、現在のご活躍にも多く影響を与えているようにも見えますね。そのことについてお聞かせください。また詩音さんにとっての「東京」とは?

 

A、色々なカルチャーが入り混じっているからこそ様々な出会いがあって面白いです。上京して初めて渋谷駅に行った時は本当にブレードランナーの世界観のようで感動したし高層ビル群などの街並みは見ているだけで様々な感情に浸れるので少なからず感性に影響はあると思います。また東京に来たからこそ地元に対する郷愁など大切な価値観に出会えたので良かったと思います。

 

 

 

 

Q 6.日々どういったことから刺激を受けますか?

 

A、人との会話が一番大きいです。

 

Q 7.自身の作り出す服を通して、伝えていきたいメッセージとは?

 

A、雰囲気やルーツの部分を独自に解釈してくれれば嬉しいです。新しいものを作っていく中で「らしさ」が確立すれば良いなと思います。

 

Q 8.独学で0からスタートさせた自身のブランド「ELIOTPSYCHO」。元々は自分自身のために服作りをされていたとのことですが、実際にブランドをスタートさせたいと思ったきっかけは何でしたか?

 

A、当時色々な出会いが重なってセレクトショップでのポップアップを5日間ほどさせて貰うことになったのですが、そこで前情報の無い自分の服にお金を出して買ってくれる人がいたことです。そこのオーナーさんの勧めで型数を少し増やして数ヶ月後にコレクション形式でやることになり手探りの状態で始まりました。

 

 

 

 

Q 9.ちなみに、ブランド名の由来とは何でしょうか?

 

A、「T・S・エリオット」という詩人から由来しています。この詩人を知ったのは僕が昔大変影響を受けたバンド【Joy Division】のイアン・カーティスが好んだ作家に挙げていて調べたのがきっかけです。

 

Q 10.2016年にスタートし、現在に至るまで2017aw、2018ssとコレクション展開をさせてきましたね。特にブランドのコンセプトは決めずに、シーズンごとにデザインやコンセプトも徐々に変化していますが、それぞれのシーズンコンセプトについて教えてください。

 

A、17AWはVaporwaveという2010年辺りから出てきた音楽ジャンルの独特な色彩感と80’sのNew Waveを独自に解釈してクロスオーバーさせた感じです。この前の18SSは90年代レイヴカルチャー等のクラブシーンや2000年代初頭のMTVのダサい感じがベースにあってプラスαでマッドチェスターやハードコアなど自分を形作る音楽カルチャーの要素を入れてみました。

 

 

 

 

Q 11.次のコレクションの発表は予定されていますか?

 

A、次は制作中です。その次は分かりません。

 

Q 12.ディティールへのこだわりを教えてください。

 

A、裏地や襟の形に関しては拘るようにしています。あとは着込んだ後に味が出てくるものが良いな思います。

 

Q 13.どのようにアイディアをデザインに落とし込んでいますか?

 

A、歩いている時見つけたちょっとした風景や町並み、映画のワンシーンの色味、音楽を聴いていて出てくる情景をメモしたり写真に撮ったりしています。

 

Q 14.作業中の環境作りはどのようにしていますか?

 

A、ノートに日付を書いて逆算して工程を踏んでいます。イメージが固まって来た時に机上での作業を開始することが多いかもしれません。

 

 

 

 

Q 15.デザインからキャスティング、スタイリング、撮影も自身で行っていますね。全て一人でこなすということもあり、独自の世界観を作るためにどういったこだわりがありますか?

 

A、頭の中にあるデザインを洋服に落とし込む時には既に全体的なルックの空気感やスタイリングは思い浮かんでいて、単純にそれを体現するには自分で全てを手掛けるのが楽だと思っていました。お金もかかることなので自分で出来るなら自分でやった方が良いし写真を撮るのも好きなので。でもこれからは様々な人と一緒に作り上げることで自分の服が違う捉え方や感覚と合わさった時に出てくる化学反応というか面白さ、目新しさを大事にしていきたいです。

 

Q 16.実際に見て、着て、触って、実感してもらうということを大切にしている詩音さんですが、そのことについて教えてください。

 

A、SNSの普及により個人が何でも発信して販売まで行える今の時代では言ってしまえば、誰でもブランドを持つ事が可能になりました。しかし自分はより直接的な営業や流通を肌で感じて本質的な所からやってみたいという思いと実績や経験の無い自分が一からどのようにやっていけるのかという挑戦から始まったのでそこをブレずに大切にしたいという気持ちです。

 

Q 17.将来的に海外でのご活躍も視野に入れていますか?

 

A、将来何をしているかは分かりませんが、自分のルーツに触れるという点では服にしろ音楽にしろ何かしらの活動を海外で行うことで得るものは多いと思います。向こうで自分のクリエイションが生活に馴染んでいたらとても素晴らしいことと感じます。

 

Q 18.どういった要素から「細部詩音」という人間を作り上げていますか?

 

A、生きている上で感じるノスタルジー。

 

 

 

 

Q 19.クリエーションとご自身との関係性とは何でしょうか?

 

A、自分の内から出て来る直感的な物です。それを僕は何かしらの形にしたり表現したいと思う人間だった、という自然な関係性です。

 

Q 20.今後、挑戦していきたいことや目標について教えてください。

 

A、先ずは次の18AWを自分の思う形で発表する事は近い目標です。あとは様々な方とジャンルを問わずに関わって面白いことをやっていけたらなと思います。デザインや写真、音楽の他にもやりたいことは多いのですが、自分自身にある根っこの部分はブレずに新しい事に挑戦したいです。自分で決断して今の学校に進んだのでそれを活かして国際的な環境問題にアクションを起こしていくのも将来的な目標です。

 

Q 21.最後に、詩音さんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。

 

A、結局自分が楽しいという事が第一だと実感しています。ELIOTPSYCHOに関しては1月末から18SSのデリバリーもスタートするので是非関西や東京の店舗で見てください。あと3月に「Waater」というプロジェクトでライブを行う予定なので音楽好きな方は来て下さい。

 

時代は変化し、今では世界との繋がりは身近なものだ。表面的に伝えることは非常に簡単に思われる。そんな便利すぎる画面上の流れの中で足を止めて、本来の人と人とが創り出すことに目を向けている。2016年からスタートさせたブランド【ELIOTPSYCHO】は今後も、ノスタルジックな時代が変わらないために変わっていくのだろう。音楽や芸術面にも特化している彼の創造の世界を肌で感じて欲しい。

 

 

 

ELIOTPSYCHOのブランドページは、こちらから。

ELIOTPSYCHO Instagram @eliotpsycho_official

詩音さんのInstagram @shionhosobe

 

 

 

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